「仕組み」を変える

メタという言葉は、「超越した」や「高い次元の」
と訳されることがありますが、
何がどう超越なのか分かりにくい用語です。
選挙を例として挙げてみると、社会をより良くするために、
政治という仕組み（システム）があります。
政治がうまく動かないと、社会が良くならないため、政治をより良くする必要があり、
そのために、選挙という政治家を選別するシステムがあります。
この時、選挙システムは、政治システムをより良くするためのシステムであり、政治システムに対してメタシステムと呼ぶことができます。
政治にとって、選挙は政治そのものを変えるうるという意味において高い次元にあるから、メタという言葉が利用できるのです。

つまり、メタシステムは、
対象のシステムを制御したり構成したりするシステムのこと。
このように一般にメタシステムは、元のシステムを大きく変える
仕組みを備えています。
我々のミッションは、技術を通じて社会やビジネスのメタシステムを研究開発することで、大きくインパクトのあるより良い社会にすることです。

株式会社メタシステム研究所 代表取締役
鹿児島大学 情報基盤統括センター 助教 兼業
小田 謙太郎